ⓒ川崎悟司
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 デボン紀(き)になると、あごを持つ魚の全てのグループが出そろい、川や湖などの淡水(たんすい)から海まで、いろいろな場所に広がっていきました。まさに「魚の時代」の始まりです。シルル紀に手に入れたあごで、食べられる側から食べる側になり、強くなったのです。