(C)2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 (C)2023 永井紗耶子/新潮社
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 近年、映画界には邦画の風が吹いている。「国宝」の成功も記憶に新しいが、その流れを身近にしたのは「侍タイムスリッパー」だった。娯楽性の中に武士の刀を抜く緊張や矜持(きょうじ)を織り込み、「時代劇は面白い」と再認識させた。そんな潮流の中で、本作の源孝志監督はまったく別の角度から時代劇を切り開く。