2026年度の診療報酬改定で、支援ロボットで手術する際の報酬が新設された。「収益が人手の手術と変わらない」と言われ、ロボを使うほど病院が赤字になる状態を改善する効果はあった。しかし、依然として不採算が続いているという。なぜなのか。

神奈川県済生会横浜市東部病院で稼働する「ダビンチ」(横浜市)

 「この日の泌尿器科のロボ手術枠、消化器外科で使ってもいいですか」。562人が入院できる神奈川県済生会横浜市東部病院(横浜市)では、3台の手術支援ロボット「ダビンチ」が稼働している。年間600件以上の高水準だ。