岡崎慎司×兵庫 サッカーでまちおこし
2011年に海外に挑戦して以来、欧州サッカー界に身を置くFW岡崎慎司(スペイン・ウエスカ)。19年から兵庫県が世界に誇る「食」の大使も務めている。
◇
兵庫県特産の高級ブランド和牛を広くPRしようと、肉牛の生産者らでつくる神戸肉流通推進協議会(神戸市西区)は5月21日、世界で活躍するサッカーの岡崎慎司選手(33)=宝塚市出身=を「但馬牛(うし)・神戸ビーフ応援大使」に任命した。式に臨んだ岡崎選手は「チームメートも兵庫は知らなくても神戸ビーフは知っている。地元の誇りを欧州や世界で責任を持って広めていきたい」と意気込んだ。
神戸ビーフの輸出は2012年に始まり、これまでに欧米や台湾など23の国・地域に出荷。19年2月には、神戸ビーフとなる同県美方郡の但馬牛飼育が日本農業遺産に認定され、国は国連の「世界農業遺産」への申請も決めている。
同協議会は但馬牛、神戸ビーフの情報発信をさらに強化しようと応援大使を創設し、国内外で高い知名度を誇る岡崎選手に白羽の矢を立てた。
任命式は同年3月にオープンした神戸ビーフ館(神戸市中央区)であり、岡崎選手は担当者の案内で神戸ビーフの魅力や歴史を紹介する館内を見学した。続いて任命証を受け取り、鉄板で焼かれた神戸ビーフも堪能した。(山路 進)
=年齢は当時=
2020/9/22-
「気軽に子どもがボールを蹴れる場を」岡崎慎司選手の一問一答
-
岡崎慎司選手「ここが自分たちのグラウンド」 神戸のサッカースクール拠点を初訪問
-
岡崎慎司さんら構想、エコサッカー場完成 国内初導入の人工芝でスクール生が初蹴り
-
雨水ため高温化防止、部材はリサイクル エコサッカー場完成間近 滝川第二高OBら整備
-
大量の不法投棄ごみ回収 滝川第二高サッカー部員ら 神戸・西区の竹やぶで
-
グラウンド発の地域づくり 原点は独の風景「生活と密接」 滝川第二高サッカー部OBの岡崎選手
-
サッカー元日本代表岡崎選手 環境配慮型グラウンドの計画参画 古里・兵庫へ恩返し
-
ため池浄化、母校生徒と挑戦 滝川第二高OBの法人「マイスター」
-
地域づくりはピッチから 神戸芸工大と共同研究 滝川第二高OBらの法人
-
サッカー名門・滝川第二高OBら神戸芸工大とタッグ 神戸の環境志向サッカー場整備
-
神戸に環境志向の新サッカー場 高校サッカー名門・滝川第二高OBら整備へ
-
神戸の「新サッカー施設」どんな施設に? リバプールのピッチ、ヤンキースの照明、砂漠の砂で倉庫…
-
スペイン1部挑戦 岡崎、熱く語る「18歳が、気にするなとか言うわけですよ」
-
岡崎慎司、香川真司、昌子源 コロナ禍の故郷・兵庫にエール 2020年
-
「チームメートも神戸ビーフ知っている」岡崎慎司、応援大使に 2019年