岡崎慎司×兵庫 サッカーでまちおこし
高校サッカーの名門、滝川第二高のOBらでつくる一般社団法人「マイスター」(神戸市西区)は11日、同市西区に整備する環境配慮型サッカーグラウンドを拠点とした地域コミュニティーづくりなどに向け、神戸芸術工科大(同)と共同研究会を立ち上げた。同大で開かれた調印式に出席した同法人の岡良一代表理事(34)は、「必ず実現させ、次世代につなげたい」と決意を語った。
同法人は新グラウンドの完成を来年12月ごろと見込む。地域交流の場として住民に開放するため、里づくりに詳しい同大の齊木崇人学長に連携を提案。自ら研究もしている齊木学長は「地域の理解が不可欠」とし、「まず課題を整理し、実現に向けたスケジュールを提供したい」と述べた。
研究会には、スポーツを通じた持続可能な社会を目指す一般社団法人「グリーンスポーツアライアンス」(東京)も加わる。海外の事例をよく知る澤田陽樹代表理事(42)は「(スポーツ団体が)大学と一緒に新しいまちづくりを研究する例は、世界で見たことがない」と、取り組みの価値を強調した。(有島弘記)
2020/12/12-
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