みなさんは、「政治家の英語力」について、どの程度必要だと思っていますか。株式会社NEXER(東京都豊島区)とオンライン英会話付き英語コーチングスクール『マネーイングリッシュ』が共同で実施した調査によると、4人に3人が「政治家は英語を話せる必要があると思う」と回答したことがわかりました。では、どれくらいのレベルで英語を話せたほうがいいと思うのでしょうか。
調査は、全国の男女500人を対象として、2025年10月にインターネットで実施されました。
その結果、「政治家は英語を話せる必要があると思う」は75.0%。回答者からは、「外交があるので業務上必要だから。また国内の外国人とも話すことでより多くの意見を取り入れられるから」(30代女性)、「国際的な政治でのコミュニケーションがスムーズになり、外交や貿易などの交渉で有利になると感じるから」(30代男性)、「通訳無しで話せたほうが、意思疎通がうまくいきそう」(40代女性)といった意見が多く聞かれました。
一方、「思わない」(25.0%)と答えた人からは、「通訳がいればいいし、英語のスキルより政治家としての政策の実現力があってほしい」(30代男性)、「政治的能力と関係ないから」(40代男性)、「通訳の仕事がなくなるので」(50代男性)などの声が寄せられ、政治家に求める資質に対する意識の差が明確に現れました。
また、「外交などで政治家が英語を話せていないとどう感じるか」については、「もう少し英語で発信できたら良いと思う」(30.6%)が最多となり、「恥ずかしいと感じる」(23.8%)と「国際的な印象に影響があると思う」(17.0%)も合わせると、約7割が懸念や不満を抱いていることがわかりました。
では、政治家に英語を話せることを求めている人は、どれくらいのレベルで話せた方がいいと思っているのでしょうか。
調査の結果、「ビジネスレベル(日常会話+交渉レベル)」(49.1%)が約半数を占め、次いで「ネイティブレベル」(30.1%)、「日常会話レベル(基本的な意思疎通ができる程度)」(16.8%)が続きました。
回答者からは、「他の国になめられないように意見を通してほしい。騙されないためにも」(30代女性)、「素早い判断が必要なので」(40代男性)、「ジョークを言える関係でないと話が弾まないので」(40代女性)などの声が寄せられました。
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【出典】
▽マネーイングリッシュ
























