梅ちゃんのそばに無数の大きな足跡が!(画像提供:トラゴマさん)
梅ちゃんのそばに無数の大きな足跡が!(画像提供:トラゴマさん)

「まだ遭遇してないけど、ずいぶんとデッカい子がいるっぽい」

オーストラリアで暮らすXユーザー・トラゴマさん(@toragomaume)が投稿した一枚の写真がSNSをざわつかせています。この日、いつものように2匹の愛犬、「トラ」ちゃん(14歳・男の子)と「梅」ちゃん(7歳・女の子)と散歩していた飼い主さん。海辺の砂浜に立ち寄った際、ふと足元を見るとーーそこには 驚くほど大きな足跡 が。
4本の爪痕が深く砂に食い込み、そのまま前へ進んだ形が残っています。その横では、梅ちゃんがにっこりと笑顔。対照的な光景に思わず目を奪われます。

この投稿は 12万件超の“いいね” を獲得。「クマなのでは!?」と驚く声も多く寄せられましたが、幸いオーストラリアにクマは生息していません。加えて、クマは前後ともに爪が5本のため、足跡の形状も一致しないとのこと。
思いがけないハプニングに飼い主さんもびっくり。詳しいお話を伺いました。

■「デッカい!」 初めて目にした足跡にびっくり

ーー過去にもこのような大きさの足跡を目にしたことはありますか?

「ほぼ毎日、自宅から歩いて300メートルほどのところにあるこのビーチに行っていますが、これほど大きな足跡を見たのはこのときが初めてです。少し町から外れた田舎なので、ほぼ人にも犬にも遭遇しません。あまりに大きな足跡だったので、『うぉ~デッカい!』と驚きました」

ーーリプライには犬種を推察する声も多かったですね。オーストラリアにも大型犬は多いのでしょうか。

「大型犬は多いと思います。地域にもよりますが、私が暮らしているあたりでは、オーストラリアンケルピー、ブルーヒーラーの中型犬と、ブルアラブ、マスティフ、デーンのミックス犬が多いです。田舎なので犬と暮らしている人が多く、だいたいの人は2匹お迎えしていますね」

ーー梅ちゃん、トラちゃんは柴犬ですが、オーストラリアでは珍しい犬種ですか。

「以前暮らしていた場所は観光地だったこともあり、よく『この犬、何?』と声をかけられたり、『キツネ!? ディンゴ??』(※1)と不思議そうにつぶやかれたりしましたね。ここ数年は『ドージコイン』(※2)の影響で柴犬を知っている人が増えて、子どもから『ドージ??』と声をかけられることも多くなりました」

リプライには驚きの声や“足跡の主”を想像するコメントが相次ぎ、にぎわいをみせました。

「大きな足跡だね」
「クマかと思った」
「これは大型犬だよね」
「すごい.....大きすぎる...」
「この足跡はボス級では…!」
「爪が4本だから熊ではないね~」
「サモエドクラス? それ以上かも?」
「クマの指は5本だから、気にしなくて大丈夫」
「ゴールデンやラブよりも足跡が大きいのでそれ以上の子」

(※1)オーストラリアに生息するイヌ科の野生動物
(※2)インターネットで人気になった柴犬のミームをもとに、2013年に「遊び心のあるジョーク」として作られた仮想通貨

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)