音声や映像信号を伝送するために用いられるRCA端子。
赤、白、黄の三股になっていることから三色ケーブルとも呼ばれるが、今SNS上ではそんなRCA端子が現行のテレビには接続できないことが大きな注目を集めている。
きっかけになったのはエッセイ漫画家の草野さん(@gorei3nomune)が投稿した漫画。見たい映画が配信もDVD化もされておらず、この際ビデオデッキを買ってVHSで観ようと思ったのだが、今販売されているテレビにはそもそもデッキと接続するRCA端子が備わっていない…という内容だ。
草野さんにお話を聞いた。
ーーRCA端子が現行のテレビには接続できないことを知って。
草野:あんなに以前お馴染みだった三色ケーブルがいつの間にかつなげなくなっていたことに驚きました。時代が進んだな~…と少し寂しい気持ちです。
ーー投稿に大きな反響がありました。
草野:「そうなの!?」と仰ってる方がいてうれしかったです(笑)。仲間だー!
◇ ◇
SNSユーザー達から
「確かにすぎる~久々にPS2出したら、買い替えたTVにAVケーブルジャックなくて泣いた 変換タップとかあるのかもしれないから本格的にやりたくなる前に調べねば デジタル化の弊害!!」
「中古のテレビデオ買うという方法もあるかな…?売ってれば&置き場所あればだけど」
「え、気にしていなかった…夫がまた見るからって昔のビデオデッキを捨てないでいるのだが、現代のテレビにケーブル挿せないのなら無用の長物なのでは?しかもしまい込まれたVHSテープは、たぶんカビ生えている予感。」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
2013年以降製造、BDレコーダー、プレーヤーからアナログAV出力端子が廃止されたことから、次第にHDMI端子にとってかわられたRCA端子だが、変換用アダプタを用いればテレビと接続できることが多いようだ。思い出のVHSを再生したい方は参考にしていただきたい。
なお今回の話題を提供してくれた草野さんはXで毎日エッセイ漫画を発表。長編やおまけが全部見れるメンバーシップnoteも好評なのでご興味ある方は要チェックだ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

























