掃除機の時間指定、ごみは記名制…知らなかった禁止項目 ウチのマンションのちょっと珍しい(?)管理規約に戸惑い【漫画】
掃除機の時間指定、ごみは記名制…知らなかった禁止項目 ウチのマンションのちょっと珍しい(?)管理規約に戸惑い【漫画】

マンションには所有者が加入を義務付けられた管理組合があり、それぞれの管理組合ごとに定められた「管理規約」があります。

例えば「ペット可/不可」や「民泊可/不可」といったルールは各マンションの代表的な管理規約の違いとして挙げられます。

そんなマンションの管理規約、一般的には国土交通省が公開する「マンション標準管理規約」をもとに作成されていますが、管理組合が後々自主的に改正することももちろん可能です。

そんなマンション管理規約について「知らなかった!!」と驚きの、ちょっと珍しい規約のお話を集めてきました。

■灯油を使った暖房器具禁止

Aさん(関東在住、50代、主婦)は予想外の夫の転勤のため、20年以上暮らしてきた自宅に大学生と社会人の子どもたちを残し、夫婦ふたりで会社が用意した借り上げ社宅となったマンションに引っ越してきました。

はじめは夫だけ単身赴任と考えていたそうなのですが、業務上海外からのお客様を案内したり家族ぐるみでもてなしたりする必要があり、すっかり大きくなった子どもたちも「期間限定だし、こっちは心配いらないから2人で行ってきなよ」と言われてしまい、しぶしぶついてきたのだそうです。

その代わり、自宅にお客様を招くこともあるということで、会社がなかなかの高級賃貸マンションを借り上げてくれました。

はじめは「ちょっとセレブになったみたい」と喜んでいたAさんですが、初めての冬を迎えるタイミングで管理規約の壁にぶつかりました。

「エアコンの暖房嫌いなのよね…。床暖房だけだと寒いし。石油ストーブを買わなきゃ!」と思いついたAさん、近所に灯油を配達してくれるお店があるか常駐の管理人さんに聞いてみたところ「規約で一切禁止です」と教わりました。

「知らなかったんですが、禁止のマンションも結構あるんですね。石油ストーブ、料理にも使えて便利なんですけどね。仕方ないので諦めましたけど。管理人さんに聞かなかったら違反するところでした」

知っている人は知っているけど、知らない人は知らない、そんな管理規約、他にもありそうです!

■洗濯機や掃除機は朝7時から夜9時まで。確かに静かなんだけど…時間おかしくない??

Bさん(関東在住、30代、会社員)が暮らすマンションは築40年過ぎと古いものの、きちんと手入れがされた瀟洒なマンションで、空室は一室もない人気物件だそうです。

夫婦ともに帰りが遅くなりがちということもあり、駅から近くて治安が良いということを優先して選んだだけあって、エントランスやゴミ捨て場も常に綺麗で住人も品のある方が多く、良いマンションを見つけられたと思っていたそうなのですが…。

ひとつだけ不満に思っているのが、管理規約にあった「洗濯機や掃除機など、音や振動の発生する家電の利用可能時間」です。

「これまでも一般常識として、夜中に掃除機や洗濯機を回さないようにしていましたけど、ここのマンション、時間が朝7時から夜9時までと決められているんです。時間短すぎません?せめて夜10時までにしてほしいです…」

夜洗濯派のお宅には、確かにちょっと早めですね…。

■ゴミは共用部に24時間いつでも出せるけど、記名しないといけないルール

Cさん(関西在住、40代、パート)一家の住むマンションは数百世帯が入居する大型分譲マンションです。マンションには大型のゴミ収集ステーションがあり、住人は24時間いつでもゴミ出しができるようになっています。

うっかりゴミを出し忘れることもなく、段ボールなど家に置いておきたくないゴミをためておく必要もないので便利ではあるのですが、ルールでひとつ不便に思っているのが「ゴミ袋に必ず部屋番号と名前を記入する」というもの。

「ルール違反防止に管理組合が決めたそうなんですが、記名するとなるとなんとなく中のゴミがそのまま見えるのがいやで、くるんだり千切ったり、缶もなんとなく『同じのばっかり飲んでる』って思われたくないなって余計なこと考えたりしちゃいます」

プライバシーとルールのバランス、集合住宅の難しいポイントですね。

(まいどなニュース特約・中瀬 えみ)