企業の与信管理にかかわるサービスを提供するリスクモンスター株式会社(東京都中央区)は、このほど「第11回 大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」を発表しました。同ランキングによると、「任天堂」が2回ぶりに1位を獲得し、これまで上位常連であった「公務員」が順位を下げ、ランキングに変化が見られる結果となりました。
調査は、大学1年生および2年生の男女600人を対象として、2025年8月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」の1位は、2回ぶりに「任天堂」(4.7%)が獲得。次いで2位「国家公務員」(3.7%)、3位「Google」(3.5%)、同率4位「地方公務員」「Apple」(いずれも3.2%)が続き、「地方公務員」はトップ3から陥落、新たにトップ20にランクインした6社を含む16社が前回調査から順位を上げており、人気企業の顔ぶれや順位に変化がみられる結果となりました。
業種別にみると、製造業が多数を占める傾向に変わりはないものの、IT・情報サービス業(Google、NTTデータ、楽天グループ)が3社ランクインしている点や、生活に身近な商品・サービスを扱う企業(サンリオ、しまむら、イオンなど)が上位にランクインしており、日常生活に密接に関わるブランド力が学生の志望に影響していることがうかがえました。
また、文理別に集計すると、文系ではトップ2の「公務員」以外は、エンターテイメント、出版、食品など、多様な分野が志望先として挙げられた一方で、理系では、「任天堂」「三菱ケミカル」「Apple」「イオン」「大塚製薬」「旭化成」などの専門性を発揮できる製造業が志望先として挙げられ、研究・開発分野への関心の高さがうかがえました。
次に、「将来望む就業の形」を聞いたところ、「プライベートを優先させたい」(19.3%)、「出世して高収入を得たい」(18.0%)、「ワークライフバランス重視で仕事をしたい」(17.0%)、「優良企業で安定的に働きたい」(15.5%)が上位となり、プライベートやワークライフバランスを重視する回答が増加。
さらに属性別で見ると、1年生や男性は「出世・高収入」志向が、2年生や女性は「プライベート優先」志向が強い傾向が見られました。
また、「将来望む就業の形と、就職活動のための準備活動の関係性」を集計したところ、「アルバイト」「資格取得のための勉強」「授業・ゼミナール履修」に取り組んでいる学生はいずれも2割以上となった一方で、3人に1人は「特に何もしていない」ことが明らかとなりました。
続けて、「就職先選定において重視する点」を聞いたところ、「給与額」(42.5%)、「勤務地」(28.2%)、「福利厚生」(25.5%)が上位に挙がり、前回調査から引き続き待遇面を重視する傾向が見られました。
男女別に見ると、女性では「残業時間」(15.0%)、「有休の取得しやすさ」(16.3%)、「育児・介護休業制度」(10.3%)などのワークライフバランスに関連する項目で、男性に比べて高い結果となりました。
また、「最低限実現したい生涯最高年収」については、「600~800万円」(19.3%)が最多となった一方、「800万円以上」(29.3%)を望む割合が前回調査から13.5ポイント低下し、「400万円未満」(21.3%)が8.5ポイント増加、全体としては希望年収が低下していることが読み取れました。























