夫婦関係を長続きさせるためには、日々の小さな気遣いや思いやりが大切です。そんな夫婦円満のコツを夫目線でユーモラスに描いた4コマ漫画『長つづきのコツ』(作:イリコイリオさん)が、X(旧Twitter)で5万いいね以上を集めています。
物語の主人公は、妻と娘と仲良く暮らす平凡なサラリーマンの夫です。そんな夫は日常の中で夫婦関係を大切にするための工夫を欠かしません。
例えば、妻にゴミ出しをお願いされた朝、それを忘れて会社に行ってしまった後に思い出した夫は、仕事中でも自宅に戻ってゴミ出しを遂行します。
また仕事で嫌な出来事があった日に、イライラしたまま帰宅した夫でした。そんな中、妻から娘が苦手だった算数で100点を取ったと笑顔で報告されます。すると夫の気持ちは大きく変わり、「よく頑張ったな!」と心から娘を褒めるのでした。
その他、家の中でも夫は妻や娘への気配りを欠かしません。例えば妻に「晩ごはん何にしようかしら…」「何か食べたいのある?」と聞かれた際には、夫は少し考えると「前に作ってくれた中華丼みたいなやつ!」と提案します。
この提案は冷蔵庫の中にある食材でも作ることができるため、採用されるのでした。実はこの提案は偶然出たものではなく、夫が前日のうちに冷蔵庫の中をチェックしていたからこそ出た必然のものだったのです。
これらの作品に対して読者からは「これは親ガチャTierSSS」「いやコイツ有能すぎるて」など、夫の行動への賞賛の声が多くあがっています。そこで同作について、作者のイリコイリオさんに話を聞きました。
■微力ながら世の家族円満に貢献できてるのかも!
-内容はフィクションとのことですが、ご自身の体験や願いなども反映しているのでしょうか。
何作かは実体験が元になっております。例えば朝の出がけにゴミ出しを頼まれたのに忘れてしまったことは、実際に何度かやってしまったことがありまして…。夫婦ってきっと、こういう小さな減点の積み重ねがそのうち大きくなり、己の身に降りかかってくるのでは…と怖くなってきて。もちろんゴミ捨てだけのために仕事をほっぽり出して自宅まで戻りませんが、本当はそうしたい気持ちです。
作中のお父さんには申し訳ないけど往復2時間強の試練を与えました。
-同作のシリーズを制作してから変わったことはありますか。
作中のお父さんみたいに特に意識して家族と接しているわけではないのですが、おかしなことにこのシリーズを描き始めてから私の心にもちょっとした変化がありました。
「こうしたら家族は喜ぶんじゃないかな」とか「これやっといたら助かるかな」なんて、自然に思えるようになってきています。マンガみたいに過剰な行為はしませんが、おせっかいや邪魔、恩着せがましくならない程度には行動しようかな、と思ったりしています。
また、読んでくれた方々からの「このお父さんを見習いたい」旨のコメントをいただくと、微力ながら世の家族円満に貢献できてるのかも!とちょっとだけ有頂天になって私まで嬉しくなれます。
-同作シリーズ以外にはどんな作品を執筆していますか。
週に3~4本は新作を投稿しておりますが、たまに万バズ・小バズしたものの中からシリーズ化できそうなものをフォーマットにして続きものを描いております。
「熱血!銀ブチ先生」や「ニコニコくん」などはそれぞれ50作以上続いたのでKindleの無料漫画で解放しております、よかったら読んでください。
その他の単発4コマは「イリコイリオアーカイブス1~15」にて、これまた無料公開中ですので是非読んでいただけると光栄です。
(海川 まこと/漫画収集家)

























