無料で譲渡したテーブル/JUKI.Hさん(@juki.h28)提供
無料で譲渡したテーブル/JUKI.Hさん(@juki.h28)提供

ジモティで長年使ったテーブルを譲ったところ、受け取りに来た学生からお礼に「いもきんつば」を手渡された-。そんなエピソードがThreadsに投稿され、「お二人とも素敵」「優しい世界」などの反響が寄せられました。

投稿したのは、夫と2人の子どもと4人で暮らしているJUKI.Hさん(@juki.h28)です。

譲ったのは、家族の暮らしの中で長く使ってきたテーブルでした。

「主人が独身の時から使っていた物で18年ほど使用しました」

長女が幼い頃はガラス板の角が危険なためコーナークッションを貼り、成長した長男は初めての一人部屋でしばらく使用。家族の思い出が詰まった一品だったといいます。

「長女や長男も大きくなり自分好みのテーブルを使用するようになり、リビングでは既に違うものが置いてあったので、行き場を失い出品に至りました」と手放す理由を話します。

出品後、学生とのやり取りは夫が担当。受け渡し方法や金額は、投稿者と相談しながら決めていったそうです。無料で譲ることになった理由について聞くと、「特にこれといった印象などはありませんでしたが、夫は学生と知った時点で0円でもいいかなとすぐに決断したようです」とのこと。投稿者も「学生から古い家具にお金を取るのもな…」と、無料で譲ることに賛同しました。

引き取り予定日には大雪が予想されており、日程変更も提案していたものの、学生側からが予定通り来ると返答がありました。

「夫は、『え?来るの?』とこちらが少し戸惑ったと言っておりました」

距離があるうえ、相手の地域の方が雪が多い見込みだったため、驚いたそうです。

当日は思わぬ偶然も。

「こちらは黒のエクストレイルで行きますと伝えたところ、学生さんは白のエクストレイルで行きますとミラクルが起きていました(笑)」

実際に会った学生は、最後の学生生活を楽しんでいるかのような雰囲気だったそうです。さらに、夫の母校に通う学生だったことも分かり、内定先の会社についても多少の縁があったため、「頑張ってね」と励ましたそうです。

その後、学生から差し出されたのが「いもきんつば」でした。受け取った瞬間について、夫は「逆に気を遣わせてしまったなと思った」と振り返ります。

帰宅後、夫がいもきんつばを見せると、投稿者は、「え?!もらったの?逆に?え?ってか、いもきんつばー?!イェーイ!」と驚きと喜びが入り混じった気持ちだったといいます。

大きな反響が集まったことについて、投稿者は「こちら側としては、不要な物を出して、それを引き取ってくれる方がいて、再利用してくれるならいいや~ぐらいの軽い気持ちだったので」としつつ、「こんなに大きな反響になるのもびっくりなくらいです」と率直な心境を明かしました。

また、学生の気遣いについては、「傷だらけのテーブルではありましたが、温かい方に渡って良かったなと思います」と語っています。

投稿については「ただただこんなに反響がある物だと思っていなくって、お心遣いが嬉しかったのと本当にいもきんつばが大好きすぎてうれしくって投稿しただけなんです」と説明。「人を思いやるって大切だなと改めて思いました」と感じたといいます。また最後には、「いもきんつば是非食べて頂きたい!!本当に美味しいんです」とコメントしました。