心配そうに息子さんの顔をなめたりして、離れようとしなかった(「小判つる姫あさひ」さん提供、Instagramよりキャプチャ撮影)
心配そうに息子さんの顔をなめたりして、離れようとしなかった(「小判つる姫あさひ」さん提供、Instagramよりキャプチャ撮影)

「尊すぎるよ~!!」…そんなコメントとともに投稿された動画が、SNSで注目を集めています。

投稿したのは、Instagramユーザーの飼い主「小判つる姫あさひ」さん(@koban0726turuhime1129)。高熱で寝込んだわが子に寄り添う猫の姿が、多くの人の心をつかみました。

■高熱で倒れた息子さんに、そっと近づいた小鼓ちゃん

話題のシーンが撮影されたのは、小学4年生の息子さん(9歳)が体調を崩した日。飼い主さんによると、「病院を受診後、熱冷ましを飲んで布団に行く気力もなく、そのまま寝てしまった」といいます。

そんな中、1歳の猫・小鼓ちゃんが、そろりと近づいてきました。

もともとは“遊びたい”気持ちで寄ってきた様子だったものの、いつもと違う雰囲気に気づいたのか、行動が変化。「普段は指を吸えないとすぐ離れるのに、この日は心配そうに顔をなめたりして、離れようとしませんでした」と振り返ります。

■「このままでいい」息子さんがぎゅっと抱きしめた理由

顔をなめたり、ぴったり寄り添ったりする小鼓ちゃんの姿に、飼い主さんは「え、優しい…」と感じたそうです。

一方で、「重いかな」と一度は降ろそうとしたものの、息子さんが小鼓ちゃんをぎゅっと抱きしめ、「このままでいい」と言うような仕草を見せたため、そのまま見守ることに。動画には映っていないものの、当時、父親は仕事で不在。双子の兄弟も学校に行っており、静かな室内での出来事でした。

■一緒に眠り、気づけば熱も…その後の変化に驚き

その後、小鼓ちゃんは息子さんのそばで一緒に眠り続けたといいます。

「お尻の方にずり落ちていたので、重くはなかったと思います。そして、熱も下がっていました」

さらに印象的なのは、その後の変化。小鼓ちゃんは、息子さんたちが座っていると必ず膝に乗り、「顔を確認するような仕草」を見せるようになったそうです。ただ寄り添うだけでなく、“様子を気にかける存在”へと変わっていったことがうかがえます。

■足元にも“見守り隊” 多頭飼いならではの光景

当時、息子さんの足元には3歳の猫・小判ちゃんとあさひちゃんが寄り添い、まるで体を温めるように眠っていたといいます。

一方、14歳の犬・ぶん太郎くんは暖房の前をキープ。それぞれが“自分の場所”で見守るような光景は、多頭飼いならではの温かさを感じさせます。

■「動物はわかっている」共感の声が続々

体調が悪いときに寄り添う動物の姿は、これまでもたびたび話題になってきましたが、今回のように行動の変化がはっきり見えるケースには、特に多くの共感が寄せられています。

言葉は交わせなくても、相手の異変を感じ取り、そっと寄り添う…。そんな小鼓ちゃんの姿は、多くの人に「尊い」という感情を呼び起こしました。

家族と動物たちがつくる、やさしい時間。その何気ない一瞬が、多くの人の心を温めています。

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)