「一度離婚しているから…」「子どもがいるから、次の恋愛は難しいかも…」そんなふうにためらってしまう人に、勇気を与えるようなデータが届きました。株式会社IBJ(東京都新宿区)の研究機関『IBJ結婚みらい研究所』が発表した2025年の成婚データによると、再婚女性の約半数が「初婚男性」とパートナーシップを結んでいることが分かりました。かつてあった「再婚だから…」という心理的な壁は、今どのように変わりつつあるのでしょうか。
調査は、2025年に成婚した再婚女性1046人、および比較用の初婚女性は8291人を対象として、相手男性の婚姻歴別(初婚/再婚/再々婚以上)に集計しています。
2025年に成婚した「再婚女性のパートナーの割合」を見てみると、47.2%が「初婚男性」でした。これは「再婚男性」を選んだ割合(47.5%)と、ほぼ同数となり、「結婚歴があるかないか」は、もはやお相手選びの決め手ではなくなっていることが判明。
いま婚活市場で重視されているのは、属性よりも「これからの時間を、どう過ごしたいか」「お互いの価値観やライフスタイルが合うか」という本質的な相性で、「初婚か再婚か」という型に当てはめるのではなく、お互いの人生観を尊重し合える相手を探す人が増えています。
また、「子どもがいると再婚はハードルが高いのでは…」と思われがちですが、初婚男性と成婚した再婚女性のうち、25.5%(約4人に1人)には子どもがいます。
近年は、子どもを含めて新しい家族を創り上げていく「ステップファミリー」への理解がぐっと広まりました。
「結婚してから子どもを持つ」というこれまでの当たり前だけでなく、子どもと一緒に新しいスタートを切る選択肢が、自然に受け入れられるようになってきています。お子さんの存在を理解し、温かく迎えてくれるパートナーとの出会いは、決して珍しいことではありません。
「婚活を始めてから成婚するまでの期間(中央値)」を婚姻歴別に見ると、「初婚女性」の8.2カ月に対して、「再婚女性」では7.1カ月と、再婚女性の方が約1カ月早く新しいパートナーを見つけているという結果が出ました。
これは、一度結婚と向き合った経験があるからこそ、「自分にとって本当に大切な譲れない条件」や「心地よい生活スタイル」が明確になっている人が多いためと考えられ、離婚経験が必ずしも婚活上のハンディキャップではなく、むしろ自身の結婚観を明確にする経験として作用している可能性が示唆される結果となりました。
本調査のデータから見えてくるのは、離婚や子育ての経験は、決してマイナスではなく、「過去の歩みも含めて、ありのままの自分を受け入れてくれる人と出会えている」というポジティブな実態です。肩の力を抜いて「これからの自分はどう生きたいか」を大切にすることが、心地よい新しい関係への一番の近道かもしれません。
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【出典】
▽IBJ結婚みらい研究所/「バツイチ=不利」は、もう古い!? データで見る、令和の「再婚力」
























