家事の中で一番モヤモヤする(不満やストレスを感じる)ものは? ※画像はイメージです(kimi/stock.adobe.com)
家事の中で一番モヤモヤする(不満やストレスを感じる)ものは? ※画像はイメージです(kimi/stock.adobe.com)

仕事と家事の両立が当たり前になった現代、家庭内の家事負担をめぐる小さなモヤモヤは尽きません。株式会社AZWAY(東京都豊島区)が運営するWebサイト『幸せおうち体験談』が実施した「日々の家事のモヤモヤと解消法」に関するアンケート調査によると、モヤモヤ解消のためにやったことは「完璧を求めるのをやめた」が最多となりました。

調査は、共働き世帯の20~60代の女性300人を対象として、2026年6月~7月の期間にインターネットで実施されました。

まず、「家事の中で一番モヤモヤする(不満やストレスを感じる)もの」を尋ねたところ、毎日終わりのない「料理・献立決め」(29.7%)と日用品の補充や予定の段取りなど家族に見えづらい「名もなき家事(補充・段取り・管理系)」(20.7%)で全体の半数を超え、単なる「作業そのもの」よりも、頭を使う「考える・管理する負担」こそがモヤモヤの大きな正体であることがうかがえました。

続いて、夫婦間での「家事分担」について聞いたところ、「自分が9割以上担っている」(39.7%)や「自分が7~8割、夫が2~3割」(38.7%)など、妻が家事の7割以上を担う家庭が8割近くを占める結果になりました。

「家事分担への満足度」については、「まあまあ満足」が42.7%で最多となったものの、「満足している」は8.7%にとどまりました。一方で、「やや不満がある」(36.3%)と「かなり不満がある」(12.3%)を合わせた不満率は48.7%にのぼり、「とても満足」の5倍以上という厳しい現実が浮き彫りになりました。

続いて、「家事の分担でモヤモヤを感じる原因」を尋ねたところ、「家事に気づかない・見えていない」(40.3%)が最多となったほか、「頼まないとやってくれない」(33.3%)という意見も見られ、指示待ちの姿勢がストレスを加速させていることがうかがえました。

そこで、「モヤモヤを解消するために実際にやったこと」を尋ねたところ、「完璧を求めるのをやめた」(48.7%)、「夫に期待するのをやめた」(46.0%)、「自分でやったほうが早いと割り切った」(42.3%)など、自分の意識や行動を変える「諦め・割り切り」型が上位に挙がり、いずれか1つ以上を実践している人は81.0%にのぼりました。

対して、夫婦で向き合う「話し合って分担を見直した」は19.7%、「担当のリスト化・見える化」は4.3%にとどまり、夫との交渉よりも妻側の心の持ちようで乗り切ろうとしている実態が明らかとなりました。

では、自分の意識を変えて「諦めれば」モヤモヤは消えるのでしょうか。

解消法別に、現在の分担への不満率を見てみると、「夫に期待するのをやめた」人は66.7%、「自分でやったほうが早いと割り切った」人では56.7%と、全体の不満率(48.7%)を上回る結果となり、期待を手放しても、不満そのものが根本から解消されるわけではないという、意外な事実が浮かび上がりました。

一方、分担割合別で見ても差は歴然。「自分が9割以上」の人の不満率は68.9%ですが、「自分が6割、夫が4割程度」では12.5%、「ほぼ半々」では11.1%と、夫の分担が4割に届くと不満率は1割前後まで下がります。

しかし、家事分担について「定期的に話し合っている」人は全体のわずか9.3%。「不満が溜まったときだけ話す」(41.0%)や「ほとんど話さない」(29.7%)が大半で、「話し合うと喧嘩になるので避けている」(13.3%)という声もありました。

ちなみに、「時短家電で導入してよかったもの」を尋ねたところ、「食洗機」(29.3%)、「ドラム式洗濯乾燥機」(25.3%)が挙がったものの、「時短家電は導入していない(あるけど活用していない)」(39.0%)が最多に。

これらの家電は、モヤモヤの上位にある「料理」「食器洗い」の負担を減らせる強力なアイテムだけに、未導入層が多いのは少しもったいないポイントかもしれません。

モヤモヤの根本を解決するカギは、感情をぶつける前に「名もなき家事」を含めた全体量を見える化し、得意・不得意にあわせて分担を組み立て直していくこと。

「ホワイトボードの活用」や「ちょっとした褒め上手な一工夫」など、今日から試せる小さなアクションが、夫婦の絆を深めるきっかけになるかもしれません。

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【出典】
▽幸せおうち体験談/家事のモヤモヤどう解消してる?共働き妻300人の1位は「完璧を求めない」