「理不尽な…」
そんなテキストが添えられた、猫同士の「ご近所トラブル」の様子がInstagramで話題を呼んでいます。
写っているのは、3段収納でくつろぐ「ソーニャ」くん(1歳半・男の子)と、「ポコニャン」くん(1歳半・男の子)の兄弟猫です。
上の段がソーニャくん、下の段がポコニャンくんなのですが…ポコニャンくんが突然身を乗り出し、兄の顔に連続で猫パンチをくり出します。
パン、パン、パン、パン。そのすべてが顔にヒットしたソーニャくんは、何も反撃できないままお口をパクパク。しかしその後もポコニャンくんの攻撃は止まらず、ソーニャくんは理不尽な猫パンチを浴び続けるのでした…。
この2匹のやりとりに、「かわいそうだけど笑ってしまう」「理不尽すぎる(笑)」「上の階にクレームかな?」といったコメントが寄せられ、1.9万件の「いいね」が集まりました。
■「ご近所トラブル」と命名
飼い主さん(@so_poko)によると、猫パンチを受けていた兄のソーニャくんはマイペースで食いしん坊な性格。一方でポコニャンくんは好奇心旺盛で少しやんちゃな性格だそうです。
この日の騒動については、「いつもなら兄もやり返すのですが…寝起きで状況がわからなかったのかもしれません。あと、ソーニャは食べるのがとにかく早く、弟のごはんまで横取りすることがあるので、ひょっとしたら日頃の恨みもこもった猫パンチだったのかもしれません(笑)」と分析します。
兄弟のお気に入りだという3段収納では、どちらかが先に入っていると、もう1匹がちょっかいを出して喧嘩になることがたまにあるそうです。
とはいえ、普段は一緒に遊んで一緒に寝ている仲良し兄弟。「3段収納での喧嘩は『ご近所トラブル』として見守っています(笑)」
■一度生き別れた兄弟
たまにご近所トラブルを起こしながらも、仲良く暮らしているソーニャくんとポコニャンくん。実は、一度生き別れたのちに、運命的な再会を果たした兄弟なのだそうです。
先に飼い主さんのおうちに迎えられたのは、兄のソーニャ君。「妻がずっと猫を迎えたいと願っていたこと、家を購入したことなどをきっかけに、保護猫の譲渡会で一目惚れしたソーニャを家族に迎えました」
ところがその3カ月後、ソーニャくんの保護主から「兄弟猫を保護した」と連絡が入ります。
「それがポコニャンです。連絡をもらった時点で新しい家族が決まっていましたが、ソーニャの弟ということで、写真や動画を通して成長を見守っていました」
そんなある日、ポコニャンくんの譲渡が白紙に戻ることに。それならばと飼い主さん夫婦が手を挙げ、ポコニャンくんも家族に迎えることにしたそうです。
「初めて顔を合わせたときは兄の方が威嚇しましたが、その後はすぐに打ち解け、兄弟らしく仲良く過ごすようになりました」
掃除機とインターホンが苦手で、音がすると一目散に隠れるという猫兄弟。そんな2匹との暮らしを、飼い主さんはこう語ります。
「2匹が来てから夫婦の会話や笑顔が増えて、家の中がさらに明るくなった気がします。また、子どもを授かることを願っている中で、2匹の存在が精神的な支えになってくれている部分もあります。兄弟で喧嘩をしたり、いたずらをしたりといろいろありますが、そんな姿を見ているだけで自然と笑顔になれる。今では2匹とも、なくてはならない家族の一員です」
(まいどなニュース特約・鶴野 浩己)
























