北播政経懇話会(事務局・神戸新聞北播総局)の10月例会が19日、加東市上三草のやしろ国際学習塾であった。神戸大大学院経営学研究科の吉田満梨教授が「予測できない時代に、どう一歩を踏み出すか-エフェクチュエーションから学ぶ未来のつくり方」と題して講演。優れた起業家に共通する意思決定を紹介し、新たな挑戦を後押しした。
同教授は、不確実な未来に対し、予測ではなく自らコントロールし作り上げる思考様式「エフェクチュエーション」を研究する。講演では「手中の鳥」「レモネード」など実践に役立つ五つの原則を説明した。
同教授によると、従来の合理的な意思決定は、目的から逆算して因果関係を考え、最適な手段を選ぶ。エフェクチュエーションは、自分の能力や人脈など手持ちの手段を生かして行動を起こす考え方で、答えのない課題に取り組む際に有効という。また、挑戦について「許容できるリスクであれば実行すべき。失敗は学習機会となる」と話した。(井筒裕美)
























