風と水と土と ひょうごテロワール

畑から掘り出したニンニクの束がずらりと並ぶ風景は壮観だ。天日干しに汗を流すのは祖父、父から受け継が ...

草木の緑が濃さを増す中で、黄金色に輝く大麦畑が鮮やかなコントラストをなす。刈り取られた大麦は、地元 ...

貨物船に水を送るホースが岸壁の給水栓に取り付けられた。船員立ち会いで水道メーターの数値を確認した後、バルブが開かれた。 ...

赤花そばの郷(豊岡市但東町)の名物「水そば」は、つゆも塩もつけない。水を張った器に入れたまま、いただく。 ...

夕方、底引き網漁の漁船が列をなして港に帰ってくる。播磨灘の恵みが次々に水揚げされる。 ...

前夜まで吹き荒れていた西からの風がやみ、瀬戸内海の朝はとても穏やかだ。海面には成長したノリの黒い帯がきれいに並ぶ。 ...

田んぼに残る稲わらを農業機械で箱形に梱包(こんぽう)していく。兵庫県西脇市黒田庄町の特産「黒田庄和 ...

木漏れ日が所々に差し込む雑木林に、シイタケのほだ木の列が見渡す限り続く。人の手で一本一本積まれた木 ...

日差しが和らいだ午後4時半、兵庫県香美町の香住漁港でベニズワイガニの水揚げが始まった。 ...

兵庫県豊岡市の水田地帯「六方(ろっぽう)田んぼ」にある巣塔から、親鳥を呼ぶコウノトリのひなの声が夕闇の集落に響く。 ...

「きたっ」。小雨の朝、一本釣り漁師の石井和夫さんが指先で手応えを確かめながら、糸を引き上げる。 ...

初夏、朝倉山椒は最初の収穫シーズンを迎える。緑鮮やかな大粒の実は爽やかな柑橘(かんきつ)の香りと味 ...

兵庫の多彩な特産物を育む風土や食文化を体感する「ひょうごテロワール旅」が今月スタートする。 ...

4月半ば、まだ雪が多く残る兵庫県美方郡新温泉町の上山高原は山開きの日を迎えた。地元住民らが「山焼き ...

よく手入れされた竹林は明るく、風がよく通る。竹同士の間隔は1間(約1・8メートル)ぐらい。 ...

午前4時、兵庫県新温泉町の浜坂漁港を訪れた。気温は0度近いが、風はゆるやかで冬の厳しさはない。 ...

冬の季節風がない日、播磨灘の入り海にはなんとも穏やかな時が流れる。陽光で光る海面に、竹を組んだ筏( ...

炭火で白根を黒焦げになるまで焼いて、根っこの少し上から切り落とす。焦げた皮をむくと、湯気とともに食 ...

独特のコクと深い味わいはやはり別格で、ビールが恋しくなる。いただいたのは秋に収穫したという大粒の丹波黒大豆の枝豆。 ...

海水が流れ続けるプールのいけすに浮かぶ数百の青いかごをのぞくと、明石海峡で取れたメイタガレイやカワ ...

ワインやお茶などの味や香りを決定するさまざまな環境を指すテロワールの視点で、兵庫県の産物を紹介する ...

「テロワール」という言葉をご存じだろうか。ワインを好きな人ならなじみのあるフランス語だ。 ...

全国の蔵元が求める最高峰の酒米「山田錦」。栽培が盛んな北播磨の水田には夏から秋にかけ、蔵元や銘柄が ...

「兵庫テロワール旅」公式サイト こちら ...