同僚職員の机の引き出しを開けて金員を物色したとして、神戸刑務所(明石市)は24日、法務事務官看守部長の男性(37)を戒告処分にしたと発表した。
同刑務所によると、男性は2022年12月19日と23年5月4日のいずれも午後10時15分ごろ、業務上必要がないにもかかわらず事務室に入り、職員計3人の机の中を物色した。男性は「何か金目の物があればと思った」などと話しており、なくなった物はないという。
二階堂亮治所長は「矯正行政への信頼を著しく損ね、深くおわび申し上げる。指導を徹底し信頼回復に努める」としている。