電車の運転士を殴ったとして、兵庫県警宝塚署は24日、暴行の疑いで大阪府警守口署の巡査長の男(30)=大阪府豊中市=を現行犯逮捕した。宝塚署の調べに「振り払おうとしたら、手が当たったり、胸ぐらをつかんだりしたかもしれない」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は24日午前0時過ぎ、宝塚市栄町2の阪急宝塚駅で、運転士の男性(32)の顔を平手で殴るなどした疑い。
同署によると、杉木容疑者が同駅に到着した最終電車内で酔って寝ていたため、運転士の男性が降車を促した。男は一度は降りたが、再度電車に乗り込もうとして転倒。怒って男性の胸ぐらをつかみ、右ほおを殴ったという。