同居する妹の遺体を放置したとして、兵庫県警小野署は18日、死体遺棄の疑いで同県小野市の木工業の男(59)を逮捕した。「死体を見ていない」と話し、容疑を否認しているという。
逮捕容疑は、妹(55)が死んでいると認識しながら、17日午後3時半ごろまで自宅に放置し、死体を遺棄した疑い。
同署によると、17日午後にこの家を訪れた男の弟が「異臭がする」と小野署に通報。駆け付けた署員が2階の部屋で、横向きに倒れていた妹を見つけた。室内着姿だったが、遺体は腐敗が進んでいるといい、同署は司法解剖をして死因を調べる。
男と妹は2人暮らしだったという。