兵庫県警高砂署=高砂市荒井町紙町
兵庫県警高砂署=高砂市荒井町紙町

 兵庫県警生活経済課と高砂署は20日、廃棄物処理法違反容疑で、高砂市の建設会社社長の男(34)=姫路市=と、高砂市の土木作業員の男(40)を逮捕した。県警の調べに、社長の男は「弁護士が来るまで話しません」、土木作業員の男は「共犯ではありません」などと話しているという。

 2人の逮捕容疑は、1月11~12日、高砂市北浜町牛谷の休耕田に、木くずなど約6・72トンを投棄した疑い。休耕田の所有者からの通報で発覚したという。

 生活経済課によると、木くずなどは、建設会社が請け負った遊歩道の改修工事で出た産業廃棄物とされる。県警は、社長の男が、仕事で付き合いのあった土木作業員の男に投棄する場所を相談し、社員に捨てさせた疑いがあるとみている。