西脇署は26日、信号無視の疑いで、西脇市の会社員の男(27)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午後11時5分ごろ、乗用車を運転していた男が、同市野村町の県道交差点で、赤信号が点滅していたのに一時停止をせず通り過ぎた疑い。
同署によると、署員が車を止めたところ、降車してきた男からアルコールの臭いがした。署員が呼気検査をしようとすると、男は「取り締まりの仕方がおかしい。録音させろ」と言い、車内に戻ろうとするなど抵抗。その後、男の呼気から基準値の5倍以上のアルコールが検出されたという。
同署の調べに対し、男は「飲食店でビールと酎ハイを10杯ほど飲んで帰宅するところだった」と供述。飲食店は運転代行サービスを呼んでいたが、男が断ったという。同署は酒気帯び運転の疑いでも男を調べている。