２７日午前４時４５分ごろ、兵庫県高砂市伊保の沖合で、遊漁船「ＲＡＹＳ（レイズ）」（約４トン）と停泊中の日本船籍のタンカー「第八ニッケル丸」（４９８トン）が衝突した。
姫路海上保安部などによると、遊漁船の乗客３人のうち、５０代男性と８０代男性が頭や腰を打つなどし、軽傷を負った。遊漁船の船長とタンカーの乗組員６人にけがはなかった。
遊漁船は同日未明、八木港（姫路市木場）を出港し、二見港（明石市二見町）の沖合に向かっていた。船首部が大破したが、自力で航行して八木港に戻った。油の流出はないという。
停泊中のタンカーに遊漁船衝突、乗客2人が軽傷 高砂沖 船首大破、自力で姫路の港に戻る
印刷
