酒を飲んでミニパトカーなどを運転し、ヘッドライトの明かりでバーベキューをしたとして、兵庫県警は31日、西播地域の駐在所で勤務する28歳と32歳の男性巡査部長2人を懲戒免職処分とした。
県警によると、昨年5月15日夕、同じ警察署の管内で勤務する駐在所員6人が、28歳の巡査部長の駐在所に集まり、屋外でバーベキューを開催。肉の焼き具合を確認するため、車のライトで明かりを確保しようと考え、酒を飲んだ状態で28歳の巡査部長が私有車を、32歳の巡査部長がミニパトを動かして一時公道上に出たとされる。
県警は近く、道交法違反容疑で2人を書類送検する方針。その場にいた他の30~40代の男性巡査部長4人も、2人と口裏を合わせて「ハンドルキーパーが運転した」と虚偽の報告をした疑いがあり、県警は減給10分の1(6カ月)とした。