花火が突然終わり、打ち上げ場所付近から白煙が見える=3日夜、淡路市内(読者提供)
花火が突然終わり、打ち上げ場所付近から白煙が見える=3日夜、淡路市内(読者提供)

 3日午後7時40分ごろ、淡路市夢舞台の国営明石海峡公園で開かれていた「淡路市夏まつり」の花火大会でトラブルが発生し、途中で中止となった。30分間で約5000発を打ち上げる予定だったが、開始から約10分での中止となった。

 主催する実行委員会は「打ち上げる筒の中で尺玉が爆発し、筒の破片が周囲に飛び散っている」と説明。「他の花火が暴発する可能性があり、安全確保のため中止を判断した」とした。

 約2万3千人の来場者がいたとみられ、けが人の報告は現時点では入っていないという。

 現場にいた記者によると、異変を感じさせる音などはなく、突然「低空で花火が開花したため中止する」と放送があったという。

(荻野俊太郎)