神戸の秋の夜空を彩った昨年の花火=2024年10月、神戸市中央区港島1、ポーアイしおさい公園から
神戸の秋の夜空を彩った昨年の花火=2024年10月、神戸市中央区港島1、ポーアイしおさい公園から

 神戸市は17日、分散型花火イベント「みなとHANABI-神戸を彩る5日間」を、10月20~24日にメリケンパーク(同市中央区)で開くと発表した。市などでつくる実行委員会が2022年から開催しており4回目。平日の5日間で、直径130メートルの大輪が開く4号玉をはじめ各日1500発以上を打ち上げる。

 神戸の夏の風物詩だった「みなとこうべ海上花火大会」が新型コロナウイルス禍で中止され、代替イベントとして企画された。23年は約7万8千人、24年は約9万4千人が訪れ、新たな集客イベントになりつつある。

 今年も各日午後6時半から15分間、メリケンパーク沖から音楽に合わせて花火を打ち上げる。昨年は花火とともにシャボン玉を飛ばす演出もあったが、市の担当者は「今年はより感動していただける花火を目指し、新たな演出を検討している」と話した。(井沢泰斗)