「白紙を歩く」
「白紙を歩く」

 「人生は○○だ」。そう問われて、あなたなら「○○」にどんな言葉が入るだろうか。物語、マラソン、冒険、別離…。本書では登場人物たちが悩み、迷いながら、それぞれの答えを導き出していく。人生の分岐点で交差する2人の女子高生の友情物語-と、本書の帯にあるが、友情にとどまらず、「共に生きる」物語だと受け取った。