映画「ふつうの子ども」の呉美保監督=大阪市北区
映画「ふつうの子ども」の呉美保監督=大阪市北区

 ごく普通の10歳の男の子が、環境問題に対して意識の高い同級生の女の子に近づくため保護運動に猛進する-。毎日を精いっぱい生きる子どもたちを描いた映画「ふつうの子ども」が5日からシネ・リーブル神戸などで公開されている。10歳と5歳の子育て中の呉美保(おみぽ)監督が「うそのない、ありのままの子どもを描きたい」と挑んだオリジナルストーリーだ。