出版記念イベントで自著を紹介する山名文和さん(右)と妻の宇都宮まきさん=大阪市中央区
出版記念イベントで自著を紹介する山名文和さん(右)と妻の宇都宮まきさん=大阪市中央区

 本紙「随想」を連載中で、お笑いコンビ「アキナ」の山名文和さんが、初のエッセー集「しあわせは小走りでやって来る」を出版した。保護犬だった柴犬「おまめ」との暮らしを中心に、家族への思いやこれまでの人生をつづった。出版記念イベントには吉本新喜劇座員で妻の宇都宮まきさんも駆け付け「クスッと笑えて、涙がじわっとにじむところもあったし、マジで良かった」と絶賛した。

 山名さんは2021年から約4年間、柴犬専門のウェブサイトにエッセーを連載。コンビの相方、秋山賢太さんが昨年10月から体調不良で約5カ月休養した中、書籍化の話が持ち上がり、大幅に加筆したり新作を執筆したりしてまとめた。

 イベントは大阪市内で開かれ、山名さんは取材に「犬を引き取り、結婚して子どもができ、いろんなところに家族がいる。こんなんが幸せやねんやっていう感覚が持てて良かった。気付いたら、そんな気持ちを書いていた」と明かした。

 まきさんは「結婚のところは、こんなささいなことも覚えてくれていたんやって大号泣した。唯一、私のことを書いているところで感動しまくって、私って自分のことがめっちゃ好きなんやって改めて思った」と会場を笑わせた。

 「しあわせは-」はヨシモトブックス刊、1760円。(石崎勝伸)