船内のレストラン会場でシンポジウムが催され、瀧井智美さんが先進事例を紹介した=神戸市中央区新港町1
船内のレストラン会場でシンポジウムが催され、瀧井智美さんが先進事例を紹介した=神戸市中央区新港町1

 神戸港の新港第1突堤(神戸市中央区)に停泊しているオランダの帆船の船上で23日、ジェンダーギャップを考えるシンポジウムが開かれた。地元企業などから18人が参加し、各社の取り組みなどについて意見を交わした。

 オランダに本社を置く大手総合人材サービス会社ランスタッドの日本法人(東京)が主催。多くの企業に人材を派遣するため、ダイバーシティー(多様性)などの取り組みを社内外で進めている。帆船はオランダ本社とアムステルダム市が共同所有し、19世紀の高速帆船を復元した「クリッパー・スタッド・アムステルダム号」。神戸港への寄港に合わせてシンポジウムを企画した。