8月1日、甲子園球場(西宮市)の開場100周年の記念式典を取材できるチャンスに恵まれた。言わずと知れた高校球児の聖地で、プロ野球阪神タイガースの本拠地。伝統の阪神-巨人戦前にグラウンドで催された式典には、高校野球やプロ野球で数々の名勝負を演じた日本野球界のレジェンドたちが、球場の誕生日を祝おうと集まった。式典後に話を聞くと、「甲子園愛」あふれる金言が相次いで飛び出した。
■吉田義男さん
まずは、1985年に監督として阪神を初の日本一に導き、始球式を務めた吉田義男さん(91)。永久欠番の背番号「23」を付けた縦じまのユニホーム姿で報道陣の前に現れ、「ワンバウンドでしたからね、ノーバウンドで投げたかったですね」と悔しさを見せた。
そして、「19歳で阪神タイガースに入り、72年間、選手、監督、解説を含め、ずっとご縁がありました。甲子園というのは私の人生のような気がします」。高校野球時代を含めると約75年。柔らかな言葉の中に、歴史の重みを感じた。
























