ハロウィーンを31日に控え、神戸空港(神戸市中央区)の駐機場に、巨大なカボチャの装飾がお目見えした。全日本空輸(ANA)とAIRDO(エア・ドゥ)、ソラシドエアの出発便(1日計8便)に向け、遊び心ある演出で搭乗客らを見送っている。
3社の旅客サービスや航空機の誘導などを担うANA大阪空港神戸事業部が初めて企画。装飾は高さ2・6メートルで、航空コンテナを上下に二つ重ね、オレンジ色のシートで覆った。黒いテープやスプレーでカボチャの顔を描き、一部は目と鼻を「A」「N」「A」でかたどった。コウモリも添えた。
装飾は搭乗橋や機内だけでなく、展望デッキやポートライナーからも見える。「空港に来られた全ての方に楽しんでいただければ」と同社担当者。ターミナルビル内のANAカウンターでは子どもにお菓子を配布している。いずれも31日まで。(大島光貴)