「兵庫産牛でBSE確認」という一報に触れたときの衝撃は今も鮮明だ。2003(平成15)年11月。聞き慣れない言葉はボヴァイン・スポンジフォーム・エンセファロパシーの頭文字で訳して牛海綿状脳症、一般には狂牛病と呼ばれる。当時、耳慣れない名称を持つ家畜の伝染病の正体がつかめないまま手探りで取材したことを思い出す。
「兵庫産牛でBSE確認」という一報に触れたときの衝撃は今も鮮明だ。2003(平成15)年11月。聞き慣れない言葉はボヴァイン・スポンジフォーム・エンセファロパシーの頭文字で訳して牛海綿状脳症、一般には狂牛病と呼ばれる。当時、耳慣れない名称を持つ家畜の伝染病の正体がつかめないまま手探りで取材したことを思い出す。