基調講演で話す僧侶の松本紹圭さん=神戸市中央区港島中町6、神戸ポートピアホテル(撮影・小林良多)
基調講演で話す僧侶の松本紹圭さん=神戸市中央区港島中町6、神戸ポートピアホテル(撮影・小林良多)

 20年ぶりの神戸開催となった「関西財界セミナー」(関西経済同友会、関西経済連合会主催)が6日開幕した。テーマは「強靭に、果敢に、羽ばたく関西-未来社会のデザイン元年」。初日は兵庫県を含む関西の企業経営者ら約700人が集い、開幕まで2カ月に迫った大阪・関西万博や、循環経済、大学教育、地政学リスク、都市の力など六つの分科会で意見を交わした。

 基調講演では、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にも参加する、僧侶の松本紹圭さんが「私たちはよい祖先になれるか」と題して話した。