伊東正博氏
伊東正博氏

 16年にわたり社長を務めた上門一裕会長(67)からバトンを託された。「強固な体制を引き継げるかとためらったが、上門にはないカラーが私にあると自分に言い聞かせ、引き受けた」と語る。「鉄道事業は新型コロナウイルス禍から回復したが、少子高齢化や人材難、物価高で先行きは厳しい。乗り越えていける組織にする」と誓う。