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サントリーマーメイド3号を操船する堀江謙一さん=2021年12月、西宮市沖(撮影・斎藤雅志)
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サントリーマーメイド3号を操船する堀江謙一さん=2021年12月、西宮市沖(撮影・斎藤雅志)
海上を進むサントリーマーメイド3号=2021年12月、西宮市沖(撮影・斎藤雅志)
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海上を進むサントリーマーメイド3号=2021年12月、西宮市沖(撮影・斎藤雅志)
太平洋無寄港横断への意気込みを語る海洋冒険家の堀江謙一さん=2月、新西宮ヨットハーバー(撮影・斎藤雅志)
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太平洋無寄港横断への意気込みを語る海洋冒険家の堀江謙一さん=2月、新西宮ヨットハーバー(撮影・斎藤雅志)
神戸新聞NEXT
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 兵庫県芦屋市在住の海洋冒険家、堀江謙一さん(83)が、小型ヨットでの単独無寄港太平洋横断に挑戦しています。そこで、神戸新聞阪神総局は電子メールを使い、国内の連絡担当者を通じて航海中の堀江さんと交信を始めました。

 これから堀江さんに随時、洋上での様子を伝えてもらうほか、阪神地域の小中高生から寄せられた質問や応援メッセージに対して、船から返信してもらいます。

 堀江さんは3月26日午前10時(日本時間27日午前2時)に米国・サンフランシスコを出発。一時は嵐に見舞われながらも、順調に航海を続けています。

 風とともに子どもたちの声を帆に受け、6月初旬の新西宮ヨットハーバー到着を目指します。(神戸新聞阪神総局)

 【堀江さんから】

 3月30日午前9時ごろ、北緯34度、西経126度付近。

 スタート直後、米国沿岸を航海している間はスマートフォンが使えました。そのため、出発してまず最初にしたことは、日本や米国在住でお世話になった人たちに、出発報告とお礼の電話をしました。

 その後、天気予報の通りに、27日の夕方から28日朝にかけて嵐に見舞われました。出だししょっぱなから、やられました。帆を小さくして、キャビン(船室)の中ではできるだけ動かないようにしました。外は真っ暗。風と波の音ばかりでした。GPS(衛星利用測位システム)やコンパスなどの計器の明かりで、室内は結構明るかったです。

 【子どもとのやりとり】

 サンフランシスコを出発したとき、何か不安に思ったことはありますか?(雲雀丘中学校3年)

 -日本まで60日以上かかる航海なので、少し不安はありました。しかし、予定通り出航できてうれしく、わくわくする気持ちの方が大きかったです。

 航海には何を持っていきましたか?(雲雀丘小学校6年)

 -80日分以上の食料を積みました。変わった物としてはスマホを持ってきました。大海原へ出るとスマホは使えません。しかし、GPS機能を使った電子海図として使えました。便利に使っています。

 航海する上で、一番大変なことは何ですか?体力はどうやって保持していますか?(雲雀丘小学校6年)

 -健康維持と安全航海です。無理をしないようにしています。

【バックナンバー】
【下】海を切り開いた先達に今も憧れ
【中】洋上での生活あくまで自然体
【上】チャレンジ精神マグマのよう

阪神堀江謙一さん
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