子育て世帯が転入、定住しやすい住環境づくりに向けたモデル地区として、兵庫県は16日、尼崎市の阪神電鉄沿線と、阪急電鉄武庫之荘、塚口、園田駅周辺を県内初の「子育て住宅促進区域」に指定した。県と市が連携し、区域内で新築住居を購入する場合、抽選で50組に最大200万円を補助するほか、中古住宅の取得、学習塾など子育て支援施設の開設も支援する。(広畑千春)
子育て住宅促進区域は若年世代の県外流出が課題になる中、交通利便性や生活利便性が高い地域を対象に設定する。阪神間で唯一、転出超過となっていた尼崎市を第1弾とし、市の申請を受けて県の住宅審議会が決定した。
























