西部総合処理センター焼却施設の完成イメージ図(西宮市提供)
西部総合処理センター焼却施設の完成イメージ図(西宮市提供)

 西宮市は2032年6月の稼働を目指して建て替え計画を進めている西部総合処理センター焼却施設(西宮浜3)の整備・運営事業実施方針を明らかにした。財政面とともに温室効果ガス抑制で環境面に配慮し、同センターと東部総合処理センター(鳴尾浜2)の焼却施設を1カ所に集約する。市は整備費約605億円を見込み、26年7月に着工する。

 市内では現在、可燃ごみは西部と東部の2施設で焼却。1997年に完成した西部の焼却施設が老朽化しているため、敷地内(約4万1千平方メートル)の破砕選別施設を解体し、跡地に新たに建設する。東部では焼却施設を廃止し、資源循環施設を26年4月に完成させる。