【ダマスカス共同】シリアのシャラア暫定大統領は8日、昨年12月のアサド旧政権崩壊から1年を迎え、首都ダマスカスで演説した。暫定政府の外交により国際的に孤立した旧政権時代から「海外でのシリアのイメージは大きく変わった」と主張し、成果を誇示。「新生シリアへの道を歩み始めた」と述べ、国際社会と協調しながら復興を進める姿勢を強調した。
シャラア氏は旧反体制派「シリア解放機構(HTS)」を率い、アサド政権崩壊を主導した。暫定政府は欧米との関係修復を重視しており、シャラア氏は今年5月にトランプ米大統領と初会談。その後、米政権は対シリア制裁を緩和した。
























