姫路市豊富町豊富の「姫路ばら園」で、秋バラが見頃を迎えている。赤やピンク、黄など色とりどりの花が咲き誇り、園内を華やかに彩っている。
1977年に開園した私設の庭園。現在は、約2200平方メートルの敷地で国内外の約750種、約3300株を育て、毎年春と秋に公開している。
秋バラは、朝晩の寒暖差が大きい時期に咲くため、開花がゆっくりで花持ちが良く、芳醇(ほうじゅん)な香りが特徴という。今年は、夏の猛暑を考慮して例年より10日ほど剪定(せんてい)時期を遅らせ、成長を促してきた。
「春に比べて花の量や種類は少ないけれど、一輪一輪の美しさを楽しんでほしい」とオーナーの上野昭子さん(81)。11月12日までの午前10時~午後3時半(土日祝は同4時まで)。入園料は中学生以上600円、小学生300円。
同園TEL079・264・4044
(辰巳直之)