松原八幡神社(姫路市白浜町)の秋季例大祭「灘のけんか祭り」(14、15日)で、今春から製作していた3基のみこしが完成し、「新調神輿奉据祭(みこしほうきょさい)」が催された。拝殿に真っさらな3基が並べられ、祭りを仕切る「年番」を務める宇佐崎地区の氏子約200人が祭りの安全と成功を祈願した。
けんか祭りは、「一の丸」「二の丸」「三の丸」の3基のみこしを激しくぶつけ合う本宮の「神輿(みこし)合わせ」が名物で、壊れれば壊れるほど神意にかなうとされる。昨年の祭りで激しく損傷したため、今年は16年ぶりに新調された。