餅つきを楽しむ子どもたち=姫路市忍町
餅つきを楽しむ子どもたち=姫路市忍町

 姫路駅から歩いて5分あまり。1960年代まで卸売市場があった姫路駅西地区(忍町、久保町)で毎月、「旧市のきさき朝市」が開かれている。地区内の飲食店を中心に約20店が参加し、グルメや買い物を楽しめる。そんな取り組みもきっかけの一つとなり、古びた建物や姫路モノレールの遺構などが昭和の名残を思わせるまちは、この2年ほどで小規模店舗が10店以上増えるなど新たなにぎわいを見せている。(成 将希)