50年前にヒマラヤ登山に挑んだ(左から)松井道大さん、諏訪靖二さん、市野和雄さんと事前調査に派遣されていた吉田潔司さん=尼崎市神田中通2
50年前にヒマラヤ登山に挑んだ(左から)松井道大さん、諏訪靖二さん、市野和雄さんと事前調査に派遣されていた吉田潔司さん=尼崎市神田中通2

 1975年、兵庫県山岳連盟はネパール・ヒマラヤのP29(標高7835メートル)に登山家13人を派遣した。登頂に近づいたところで雪崩に遭い、下山。日本勢2度目とされる成功を逃した。結果的に県連盟による挑戦は「最初で最後」となったが、半世紀たった今も隊員たちの記憶は色あせない。(有島弘記)

■尼崎でメンバーら集う 山への尽きぬ思い

 2月中旬、当時のメンバーらが尼崎市内のなじみの飲食店に集まった。登山隊のほぼ半数が鬼籍に入った時の流れを悲しみつつ、思い出話に花を咲かせた。