K-1のチャンピオンベルトを手にするSAHO選手(左)と高橋晴彦市長。手前には過去に獲得した4本のベルトも=加西市役所
K-1のチャンピオンベルトを手にするSAHO選手(左)と高橋晴彦市長。手前には過去に獲得した4本のベルトも=加西市役所

 K-1女子フライ級チャンピオンで、現在も出身地の加西市で暮らすSAHO(サホ)選手(24)=本名・吉野紗帆=が同市役所を表敬訪問した。3月の「K-1 WORLD MAX 2024」タイトル戦で勝利し、世界王座を獲得したことを高橋晴彦市長に報告。市長が「加西が生んだキックボクサーとして市を活気づけてほしい」と要望すると、「何度も防衛してベルトを守り、加西の知名度アップに貢献したい」と笑顔で応じた。(敏蔭潤子)

 SAHO選手は市川町のジム「闘神塾」に所属。姉2人の影響で6歳からキックボクシングを始めた。アマチュアで実績を積み2016年、播磨農業高校2年の時にプロに転向。22年にS1レディース世界バンタム級王座に輝くなど、K-1の他にキックボクシングのベルトを4本獲得してきた。