全国から陸上強豪校が集まり、新チームの力試しをする「西脇多可新人高校駅伝」(神戸新聞社後援)が来年2月16日に開かれる。大会実行委員会がスタッフと協賛金を募っている。
大会は「駅伝のまち」を全国にアピールするため、西脇市と多可町の陸上競技協会などでつくる実行委が2009年から続ける。新型コロナウイルスの影響による中止を挟み、今年2月には4年ぶりの第16回大会が開催された。
公道を使うレースのため、運営には多くの人手と費用が必要。競技役員の高齢化と経費の高騰に伴い、実行委は第17回大会から企業からの協賛金を募ることとした。
募集するのは走路スタッフと走路外スタッフ。走路スタッフは選手の安全を確保するため、コース上の量販店出入り口や交差点での歩行者、観戦者の整理などを担う。走路外スタッフはコース内に車が進入しないように誘導などを行う。
任務時間は午前9時~午後1時。18歳以上が応募できる(高校生不可)。走路スタッフは無償で、大会冊子と記念タオル、弁当を提供する。走路外スタッフにはそれらに加え、3千円の謝礼が支払われる。
協賛金は1口1万円。金額に応じて特典があり、10万円未満は大会プログラムなどへの広告掲載、50万円未満は広告掲載に加え、のぼり旗の掲示ができる。広告には会社のロゴマークやキャッチフレーズ、写真を入れることができる。
スタッフ、協賛金の募集は11月30日まで。大会公式ホームページから用紙をダウンロードし、必要事項を記入して申し込む。実行委事務局TEL0795・22・5996(伊田雄馬)