竹谷勝義署長(右)から感謝状を受け取る熊田陽子さん=西脇署
竹谷勝義署長(右)から感謝状を受け取る熊田陽子さん=西脇署

 特殊詐欺被害を未然に防いだとして、西脇署は、セブン-イレブン西脇和布町店(兵庫県西脇市和布町)のアルバイト従業員、熊田陽子さん(49)に署長感謝状を贈った。

 同署によると、3月11日、市内の60代の会社員男性が同店を訪れて電子マネーを購入しようとし、熊田さんが男性に金額を復唱して確認すると、男性は購入を指示されたことを説明した。熊田さんは詐欺を疑って店長を呼び、3人で話し合った後で同署に通報し、被害を未然に防いだ。

 男性は自宅でパソコンを操作中、画面に「ウイルスに感染しました」と表示が出た。男性が記載されていた連絡先に電話をすると、「ウイルス感染の修理名目で3万円の電子マネーを購入してほしい」と指示されたという。

 熊田さんは同署で竹谷勝義署長から感謝状を受け取り、「購入金額は必ず復唱して確認しており、今回は男性が事情を説明してくれたので詐欺だと分かった。お客さんとの会話を今後も大切にし、被害防止に役立ちたい」と話した。竹谷署長は「お客さんに声をかけるのは勇気がいる行動で、犯罪を止めてもらい、ありがとうございます」などと感謝した。(金井恒幸)