19日午後2時すぎ、兵庫県高砂市阿弥陀町生石の生石(おうしこ)神社で、秋祭り神事の一つ「竹割り」で男性数人が約12メートルの竹に登っていたところ、3人が転落した。
高砂市消防本部によると、2人が自力で動けずに救急搬送された。もう1人は脚にけがを負った。
「竹割り」は氏子たちが垂直に立てた1本の竹を地面にたたきつけ、頂上に取り付けたくす玉を割る神事。その後、氏子ら数人が竹をよじ登ることが通例となっている。
同県加古川市の40代女性は「ドンという大きな音がして3人くらいの若い人がテントに落ちた。近くにいたので危ないと思った」と驚いた様子で話した。