特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、兵庫県警網干署は、家電量販店「ジョーシン姫路大津イオンモール店」(同県姫路市大津区大津町)に署長感謝状を贈った。
同署などによると、3月13日、市内の70代男性が「パソコンを見てほしい」と同店を訪れた。画面には「ウイルスに感染している」と表示され、サポート窓口の電話番号が案内されていた。男性はアメリカ人をかたる電話の相手に、ウイルス除去費として電子マネーカード8万円分を購入し、カード記載の番号を教えるよう言われていた。
話を聞いた社員は、即座に「詐欺なので警察に相談しましょう」と誘導。男性はすぐに交番へ向かい、電子マネーは購入しなかった。男性は「店員さんのおかげで助かった」と、交番の署員に話したという。
同店では、画面にうその警告を表示して金銭をだまし取る「サポート詐欺」の事例を朝礼時に店員間で共有するなど、日頃から特殊詐欺対策に取り組んでいる。秋田正雄店長(40)は「店のスローガンは『マチの電器屋』。地域に根差した存在として、困っている人を少しでも助けたい」と話した。(田村 歩)























