神戸

「里親制度へ関心持って」 促進協会がパネル展とバザー開催

2020/12/11 05:30

 里親制度への理解を呼び掛ける「愛の手パネル展とチャリティバザー」が10日、神戸市中央区、JR神戸駅前の地下街にあるデュオぎゃらりーで始まった。13日まで。

 実親と一緒に暮らせない子どもと里親をつなぐ「愛の手運動」に取り組む家庭養護促進協会(同区)が、毎年開く。同協会は、本紙掲載「あなたの愛の手を」で1962年から里親を必要とする子どもを紹介してきた。

 会場には、養子縁組、養育里親や週末里親などについて伝えるパネルを展示。里親に育てられた子どもたち、里親や養親からのメッセージも紹介している。バザーでは、洋菓子や食器などの日用雑貨が並ぶ。収益は愛の手運動に充てられる。同協会の橋本明事務局長(76)は「バザーをきっかけに、一人でも多くの人に里親制度への関心を持ってほしい」と話した。

 入場無料。午前11時~午後6時。里親についての相談コーナーもある。同協会TEL078・341・5046

(貝原加奈)

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